乗り物では優先席を狙う理由

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    不自由な体で乗り物を利用することに、すっかり慣れてしまった私。
    毎日のように誰かしらから座席を譲ってもらうことも、日常の出来事になりました。
    だからと言って、感謝の気持ちがなくなったわけじゃないですよ。
    座席を譲ってもらったときは、必ず「ありがとうございます」と、はっきりと相手に伝えるようにしています。

    私は、乗り物では必ず優先席を狙って行くようにしています。
    これには、ちゃんと理由があってのことなんです。
    座って楽がしたいという気持ちからではないんですよ。

    イメージ画像
     
    体が不自由になって初めて分かったことなんですが、乗り物で立つことって、想像以上に危険なことなんです。
    走っている電車やバスの揺れは、健常のときとは比べものにならないほど大きく感じます。
    特に、加速や減速のときは、吊り革につかまっていても体が大きく流されそうになります。
    私の場合は、右手が麻痺しているので、右手でものにつかまることが出来ません。
    無理な体勢で、左手で杖を持ちながら、手すりや吊り革につかまることもあります。

    都会は駅が多く、加速や減速は頻繁ですから、少しの時間でも大変です。
    もしバランスを崩してしまったら、杖を持ったまま転倒して、自分のみならず、周りの人に怪我をさせてしまうかもしれません。
    ですから、私はなるたけ席に座りたいのです。
    優先席では、体の不自由な人は優先して座れるルールになっているので、敢えてそこを狙うのです。

    こんなことを書くと、「そこまで言うなら、いっそのこと障害者は電車やバスに乗るなや」と言う人も出てきそうですが、生活のために仕事に出かけなくてはいけません。
    杖をついていると席を譲らなければならない圧力をかけているようで申し訳ないので、出来るだけ一般席には近寄らないようにしています。
    健常者の方に出来るだけ気を遣わせないために優先席を狙っていることを、分かってほしいのです。

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